老人ホームの入居と生活にかかる費用

老人ホームの入居と生活にかかる費用

入居一時金は、毎月の居住費や上乗せ介護料などに充当される費用です。

 

入居時にまとまった費用を支払えるという場合は、入居一時金がかかる有料老人ホームを選ぶことで、月々の月額費用を抑えることができます。反対に、毎月少しずつ支払うスタイルの方があっているという場合は、入居一時金0円の施設が適しています。これまでの有料老人ホームは入居一時金が一通りだったのですが、近ごろでは何通りかの中から入居者さまが自由に選択できるところも登場しています。「途中から変更とかできますか?」というご質問ですが、有料老人ホームはその施設ごとに決まりごとが異なります。恐れ入りますが、複数の支払方法から選択できるご興味を持った施設に、直接お問い合わせください。

 

・退去したら入居一時金はどのくらい戻る?

 

「また、仮に入居金を納めた場合で施設を変えるとどのくらい戻るものなんでしょうか?」とのご質問ですが、基本的に入居してから90日以内に退去される場合は、すでに利用した分を差し引いて全額戻ってきます。

 

サービス料など使った分だけ引かれて、残りは返金されるはずですが、介護施設によって細かい規定は違いますので、契約書や約款を確認してみてください。

 

 

ちなみに一般的には、入居一時金の20%から30%が入居時に償却される施設が多いものです。

 

残りの費用は、3年から15年以内に分けて償却され、最終的には全額償却されます。

 

入居してすぐ戻ってくる割合はどのくらいなのか、以降何年かけて全額償却されるのかは、施設ごとに確認する必要があります。

 

・相談することも大切

 

もちろん、入居をする前に契約書や約款などにしっかり目を通し、退去するときは入居一時金がいくら返還されるのかを確認しておくことが重要です。

 

納得できた場合にのみ、契約を交わすことが大切なのですが、入居しているところで退去時の返還金について疑問に思ったり困ることがでてくるかもしれません。

 

そのような場合は、最寄りの消費生活センターに相談するようにしてください。

 

有料老人ホームの退去時の相談は、消費生活センターに毎年寄せられていますので、ご自分だけではないかと悩みを抱え込む必要がありませんよ。

 

・入居一時金がかからない介護施設

 

お母様が痴呆ということですが、入居一時金がかかる有料老人ホーム以外にも特別養護老人ホームや、認知症高齢者が共同生活を送るグループホームなどもあります。

 

特別養護老人ホームは公的機関が運営しており、人気が高いので、申し込んですぐの入居は難しいかもしれません。

 

グループホームは、5人から9人で協力をしながら、専門スタッフのサポートを受けつつ生活をする施設です。

 

いろいろな選択肢の中から、ぜひお母様にとってベストな施設を選んでください。